連載 星夜の逸品 -児玉光義-

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確証を100%にするために 3/3
~2017年10月にヤフオクに現われた謎の鏡筒とその格納箱~

更新日 2019.3.11

おわりに

最後に、今回大変お世話になりましたH.S.さんとK.Nさんについて、簡単に紹介しておきます。 H.S.さんとは、天体望遠鏡を通じて10年来の付合いです。

(写真)某望遠鏡メーカーを訪れたH.S.さん

↑某望遠鏡メーカーを訪れたH.S.さん

H.S.さんは、「昔欲しかった天体望遠鏡」というウェブサイトの管理人をされている、ご存知“ガラクマ”さんです。中でも、「古スコ広場」は、全国の天体望遠鏡マニアの情報交換の場として大変な人気です。
H.S.さんは、天体望遠鏡は簡単な構造だが立派な文化遺産だという考えから、自らも天体望遠鏡を収集するとともに、カタログや広告の掲載された科学雑誌、その他の資料を数多く蒐集しています。
そして、日本において小型天体望遠鏡がどのようにして作られどう発展してきたのかを、それらの資料を用い、またメーカーや関係者に丁寧に取材し調査している小型天体望遠鏡の研究者です。
そのようなことから、2016年にさぬき市多和にオープンした「天体望遠鏡博物館」の理事も務めておりますが、本職は環境測量士で、環境カウンセラーでもあります。
また、K.N.さんは、小学校4年生のときに、五藤光学製の学習用プラネタリウムを見たとき以来の天文ファンだそうです。中学生のときには、はくちょう座を覚えるために勉強しているときに、偶然にも「はくちょう座新星」を単独発見しました。
その後、西日本天文同好会副会長、四国天文協会会員、東亜天文学会員として活躍しております。K.N.さんも天体望遠鏡博物館理事を務めています。また、ハレー彗星を見るために台湾に行ったり、日食観測のためにメキシコ、タイ、屋久島などにも行きました。しかし、最近は、こどもの教育費に追われてあまり遠征できていないということです。
自宅には、立派な天文台があり、土台のRCとプレカット加工の骨組みや電源の取付け以外は、すべて自作です。ドーム作り、サッシの嵌め込み、ガルバリウム鋼板の外板張り、内装(断熱材の入れ込みや床張り、天井や壁張り、塗装)も全部自分でやったそうです。ただ、ドームスリットの後ろの、下の板金加工(アルミ二ウム1枚を叩いて土台に合わせて変形させる)がとても難しかったということです。

(写真)K.N.さんの立派な天文台

↑K.N.さんの立派な天文台

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次回もお楽しみに。

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