更新日 2013.10.16
平成20年(2008)8月26日の火曜日、香川のガラクマさん、石川の一番星さんと埼玉県の大宮駅で、朝8時半に待ち合わせをしました。お二人とは初対面だったので豆の木のオブジェの周りをうろうろしましたが、無事にお会いすることができました。
笹川さんの娘さんとは9時に待ち合わせをし、車で自宅に向かいました。笹川さんは、平成4年(1992)に五藤光学を退職しましたが、その2年後に80歳で亡くなりました。その後、自宅には奥様が一人でお住まいでしたが、その奥様も亡くなったので、かたずけて趣味のお茶を楽しめるように改装したいのだということでした。
笹川さんの生前の貴重なお話を伺い、26cmの木辺鏡はお宝として保存していただくこととして、その他の望遠鏡の残品は、遺品として3名がいただきました。私は、口径が20mmの7×5°の高級ファインダーと、T30~AH40mmの地上用接眼鏡などをいただきました。また、膨大な量の天文書は五藤光学に移し、「笹川重雄文庫」として利用させていただくことにしました。そして、3ヶ月後の11月26日の水曜日、五藤光学のYさんとワゴン車で笹川さん宅に伺い、天文書を五藤光学に移送しました。その時、家のおいても仕方ないのでといって、26cmの木辺鏡と、15cmの関西光学製の反射鏡を、私がいただくことになったのです。
↑(写真)五藤光学の4階書庫に設けられた笹川重雄文庫
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