更新日 2015.12.09
≪高度微動装置≫
↑ウラノス号1型の架台の構造と水平微動
高度微動装置の微動ネジは、鏡筒に取付けられ、高度微動稈の高度クランプは、架台部の支柱に取付けられています。従って、高度微動ハンドルを左右に回転させると、微動ネジが伸びたり縮んだりして、鏡筒(望遠鏡)が上下に微動するという仕掛けです。上下に大きく動かす粗動を行うときは、鏡筒(望遠鏡)の接眼部を先に押え、高度クランプを緩めて接眼部を上下させて動かします。
↑ウラノス号1型の微動ネジの取付け金具
ウラノス号1型の微動ネジの取付け金具は、「レの字型」をしていて、鏡筒の真下に取付けられています。
↑ウラノス号4型の微動ネジの取付け金具
これに対して、ウラノス号4型の微動ネジの取付け金具は、「Tの字型」をしていて、鏡筒の右側の真横に取付けられています。因みに、ウラノス号1型の高度微動装置の重さは、157gです。従って、架台全体の重さは、1,223g+1,690g+157g=3,070gにもなります。
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