更新日 2018.3.5
箱の角の組み方は、組み手の数の多い「刻み組み接ぎ」で、通称「アラレ組み」といわれるものです。しかも、縦板の方の断面を台形にした丈夫な組み方です。
↑箱の角の組み方は「刻み組み接ぎ」
しかし、70~80年も前の箱ですから、かなり傷んでおり、仕切り板も何枚か失われてありません(矢印)。
↑仕切り板の失われた痕
仕切り板があれば、望遠鏡の各部品がどこに納まるかおおよそ見当がつきますが、それが失われて無いのにはいささか参りました。そこで、格納箱に残された痕跡と付属品の形状から、仕切り板を段ボールで再現してみることにしました。
↑仕切り板のとれた痕跡
↑何かを差し込むガイドの片方のとれた痕跡
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