更新日 2018.5.16
↑「星への誘い」の録音風景:村山定男氏と鳳八千代さん
↑手前が鳳さん、後列左が草下氏、右が大井氏
上の2枚の写真は、昭和30年~40年ごろまで、五藤光学の企画部で企画課長を勤められた大井俊也さんのご遺族の方から、平成27年(2015)8月に寄せられた遺品の中にあったものです。
村山先生とは、横浜こども科学館の最初のプラネタリウム番組の原稿を書き上げたとき、五藤隆一郎社長とともに国立科学博物館を訪ねて、見ていただいたのが最初です。その後、先生が渋谷東急の天文博物館五島プラネタリウムで館長をされているとき、1ヶ月ほどバーチャリウム(デジタル映像を円形のドーム全面に映し出す装置)の投映をさせていただき、大変お世話になりました。その時、君は大変な蔵書家だそうだねといって、天文博物館の書庫を見せていただきました。お礼に、私の蔵書目録を差し上げたところ、その後、『星座への招待』や『キャプテン・クックと南の星』などの著書に署名を入れたものをいただきました。
また、草下英明さんとは、五藤光学とTBS東京放送と共同で科学雑誌を企画したとき、『おはなし天文学』の著者として有名なアマチュア天文家の斉田博さんと、目黒のマンションに何度か伺い、ご意見をお聞きしました。草下さんは、資料を角封筒に入れて押入いっぱいに積み上げてあり、封筒の蓋のところに資料名を書いて、外から見てすぐ何の資料か分かるようにしてあるのには驚くとともに感心しました。
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