連載 星夜の逸品 -児玉光義-

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国産プラネタリウム海を渡る 3/4
~「星への誘い」の放送用録音テープに見る当時の五藤光学研究所~

更新日 2018.5.21

ラジオ番組「星への誘い」(3)

ところで、五藤光学が、国産初の中型プラネタリウムM-1型を開発し、東京国際見本市に出展したのは、昭和34年(1959)5月のことです。このM-1型プラネタリウムは、その年の暮に浅草の新世界ビルに納入されました。

(写真)五藤光学の特設館を報じる朝日新聞

↑五藤光学の特設館を報じる朝日新聞

(写真)M-1型プラネタリウムが納入された新世界ビル

↑M-1型プラネタリウムが納入された新世界ビル

つぎに、五藤光学は、昭和35年(1960)8月に、米国セントルイス市向けの大型プラネタリウムの国際入札に参加し、ドイツのカール・ツァイス社を退けてこれを落札しました。

(写真)セントルイス市向けの大型プラネタリウムL-1型

↑セントルイス市向けの大型プラネタリウムL-1型

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